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【守るべき大切なもの】

山形県議会は、残すところあと2日間。
本日、令和7年度予算も
可決されました。
議会では、
負託された議案に対する
各常任委員会審査報告の後、
議案や請願に対する
討論をする機会が与えられます。
私は、自民党会派を代表して
『国に対し「選択的夫婦別姓制度導入を求める意見書」の提出を求める請願書』
について反対の立場で
討論をさせていただきました。
日本には、
守らなければならないものが
あると思っています。
そんな想いを
長くなりますが、
全文掲載させていただきます。
お時間があれば、
ぜひお読みください。
~討論文~
「家族を愛し、地域を守り、日本国に誇りを持つ」。これは、私の議員として、山形県人としての矜持です。家族がいるから、多くの方々の負託に応えられると思っています。
「選択的夫婦別姓制度」は、日本の家族制度そのものを 根底から揺るがす懸念があります。夫婦が別姓になったとしても、「家族の絆」や「家族の一体感」はなくならないと思われている方々もおられるようです。しかし、 そんなに簡単な問題なのでしょうか。もちろん「家族の絆」は、氏姓(名字)だけで支えられている訳ではありません。 愛情や信頼、思いやりといった精神的な要素は当然必要です。
とはいえ、そうした目に見えない要素はときに揺らぐこともあります。そのとき、同一である氏姓が「目に見える制度」として「家族の一体感」や「家族の絆」を支える役割を果たしてきたのではないでしょうか。
その一方、「選択的夫婦別姓」を望んでいる方々が、多くいるような調査もあるのも事実です。
反対に異なった視点での調査もあり、同姓を維持しながら通称使用を法律でしっかり認めることに賛同をしているという結果が出ている調査があるのも事実なのです。
ここで、こんな意見もあるでしょう。「通称使用については、ダブルネームになるという問題、通称使用が拡大した場合の社会的管理コストや戸籍上の氏の空疎(くうそ)化の問題」等。だからこそ、このような問題を解決するために、通称の使用を拡大すべく、しっかりと法制化すべきだと、私は考えています。
そして、最大の問題点は、議論の中に「子供からの視点」が極めて少ないということです。
当然のことですが、日本には、唯一無二であり世界に冠たる「戸籍制度」があります。家族とは、「家・氏姓によって結ばれた繋がり・共同体」のことであり、夫婦のみならず子供たちも家族構成の一員です。
令和4年内閣府の調査では、「夫婦別姓が子供にとって好ましくない影響がある」と答えた方が69%、
令和7年1月の産経新聞では、2,000人の小中学生を対象に「夫婦別姓」について調査。
49.4%が反対であり、
15.4%の児童生徒が
「よくわからない」と答えています。
子ども達にとって、この制度がどのようなことを意味するかを、我々大人はしっかりと伝えなければなりません。
「選択的夫婦別姓」制度のもとで、別姓を選択した夫婦の子供は、母親か父親どちらかの親と別姓となります。夫婦は、互いが合意のもとで別姓を選択するという権利を行使するとしても、生まれてくる子供にとっては、一方の親との別姓を「強制」されることに他なりません。この制度を推進する人たちは、結婚による改姓を「同姓強制」だと批判しますが、私は「選択的夫婦別姓」は、「強制的親子別姓」を意味するものだと感じています。
「選択的別姓制度」のもとで同姓を選択した夫婦でも、それぞれが単なる「個人の名称」だという意識が定着していけば、家族が「一つの集団である」という意識は、希薄になっていくことが予想できます。
「家族共通の姓」がなくなれば、当然「家族の絆」が弱まることは、十分に考えられるのです。
これが、「選択的夫婦別姓制度」を導入し起こり得る問題だと指摘をさせていただき、反対の立場での討論といたします。
以上です。
お読みいただき、おしょうしなぁ。