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【復活力・推進力の農業と先進力ある林業】

活動報告

【復活力・推進力の農業と先進力ある林業】

晴天に恵まれている福岡県と大分県。視察も後半三日目になりました。

『農林水産常任委員会』第四視察先は、福岡県朝倉市。ここ朝倉市は、私の地元米沢市にとっては、切っても切れない縁深い都市なのです。
米沢藩主 上杉 鷹山 公は、高鍋藩(宮崎県)秋月家出身。その秋月家は、ここ朝倉から関ヶ原の戦いで功績が認められ、家康から日向国高鍋を安堵されたのです。

そんな鷹山公ゆかりの地は、平成29年に発生した豪雨災害により、類をみない大被害に見舞われました。被害総額約2,000億円、内農林関係は約400億円に達しました。営農意欲も削ぐような大被害に、あらゆる手立てで復興と進歩を進めたのが「JA筑前あさくら」でした。

発災から6年。復興もまだ道半ばでの先月の大雨被害。ですが、決して復活への力は削がれていません。新たな一歩を、鷹山公の如く進めていくことでしょう❗️

第五視察先は、大分県由布市に開所されている「大分県林業研修所」。
本県林業は、最上地域を主として取り組まれていますが、林業王国九州に比べれば、主産業と言えません。しかし、県土の7割を占める山形県での林業経営者育成は、必須事項のひとつです。そこで今回、大分県で行われている林業の技術技能実践教育『おおいた林業アカデミー』の概要を学びに訪れました。

いや〜、すごい❗️先進的な技術が、詰まっています。昨年、秋篠宮皇子殿下も体験されたハーベスターVRを体験させていただきました❗️

デジタル化が“どんどん”進んで感心ばかりですが、私は“だんだん”ついていけなくなりそうです…(笑)

林業のデジタル化と省力化で、大分県や宮崎県では、若き女性の林業就労者が増加しているそうです。あっぱれです♪

林業のモットーは、「ケガをしないため、死なないための技術習得」。当たり前ですが、とても重要なことなのです。危険と隣り合わせの仕事であり、しかし必要な職種。未来担う若人が、デジタル技術で林務という生業(なりわい)に興味を持ち選択をしてくれれば、本県に止まらず日本とっても課題解決につながるかもしれませんねぇ♪