【管外行政視察No.3】
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【管外行政視察No.3】
こんにちは。
只今、羽田空港に到着し、これから米沢への帰路に就くところです。
すぐに、いち早く、米沢のちぢれ麺・煮干し味のラーメンが食べたいです(笑)
さて最後の視察報告は、大牟田市での『学校統廃合』についてです。
大牟田市は、三池炭坑で飛躍的に人口増加を遂げた都市です。
昭和40年には20万人を越え、2,000人を数える小学校もあったそうです。
しかし、炭坑閉山に伴い、現在の人口は約半分の12万人。今後の見通しも、学童人口の減少は否めないそうです。
米沢市もここ数年後には、中学校の統合が行われます。米沢のように、地区コミュニティが確立している自治体では、一筋縄ではいかない学校の統合。
しかし、避けては通れない課題であることは事実です!
「どのような基準を設け、統合を実施したか?」「保護者並びに地元住民への投げかけ(説明と理解)を行ったか?」を、先進事例地から学んできました。
基準としては…、
・マンモス校から派生した学校は、元に戻る
・統合校内で比較し、現在の児童生徒数の大きい学校を改修、その学校を新設校とする
・通学距離等を考え、新規学校が必要ならば、新天地に学校建設する、というものでした。
地区住民へは、最低でも5回以上の説明会と協力依頼をしたそうです。
時には、学校統合により、コミュニティ地区そのものが合併した地域もありました。
そこには「誰の為か?」が、明確あったのでしょう。
もちろん中心は、“今の子供達”と“未来の子供達”です。
学校存続のための“地域の綱引き”にならない統廃合へ向けて、米沢市はしっかりとした理念を持たなければならない!
そして、議会も意識下に置き、提案していかなければならない!
そんな想いを強くした、最後の視察研修でした。
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