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【管外行政視察No.2】

活動報告

【管外行政視察No.2】

こんばんは。

10年に一度と言われた大型台風。
みなさんのところで、被害はなかったでしょうか?

台風一過の福岡県は、すっきり晴れ渡っていますが、風は強いです。

さて、二日目最初の視察研修は、八女市での『デマンド交通』についてです。

八女市は、国鉄民営化により路線廃止を余儀なくされ、自市駅がなくなりました。そして、平成の大合併で近隣山間部の自治体を統合…。

高齢化率も上がり、様々なニーズも出てきました。「年金60万円のうち、病院へ行くタクシー代が48万円」と、高額な交通費を支払い通院する、切実なる想いの高齢者も数多くいたそうです。

そこで、行政としてやらなければならない第一歩が、公共交通網の整備という訳だったのです。

既存のタクシー会社にデマンド交通の必要性を説き、理解をしてもらい、大型タクシーを高齢者が乗りやすく改良。今では、全面民間委託!

12台が“Door to Door”で運行中。登録者数11,000人以上、利用者数は一台あたり21.4人/日だそうです。

高齢化社会へ向かっている米沢市。このような政策は、時代に合わせ必要になってくるでしょう。

明日は、大牟田市の『学校統廃合』について、ご報告いたします。