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【視察研修~武雄市編 その参】

活動報告

【視察研修~武雄市編 その参】

こんにちは。
本日の東京も、お天気。不思議なほどに武雄市よりも暑いです!昨日合流した会派メンバーと共に、研修最終日を迎えます。さて武雄市の研修、本題の“FB活用施策”と“図書館民間委託”についてお伝えします。
まずはじめに、FB活用について。なぜ、HPを廃止しFBにしたのか。疑問に思いません?理由は簡単!まず、世界中で約9億人ものユーザーが存在する媒体であること。つまり、流行っていること!もうひとつは、HPでは“受動的”であった情報提供も、FBに移行することで“能動的”に情報発信ができ、相互通行化が図れる。このことが、大きな理由だったようです。一例を挙げれば、先日九州を襲った豪雨災害。武雄市の冠水状況をFBにアップ。所用で在市してない市民から「〇〇地区の冠水状況は?」との質問にも、即座に職員がコメント対応する。その情報が一対一に留まらず、多くの人と共有化できることで、同じ懸念を持っていた市民にも伝わる訳です。つまり、必要情報なら「いいね!」ボタンということになるんです。この効果、HPや電話にはない共有性、即時即座の機敏性は、FBならではの情報発信力でしょう。
続けて、図書館の民間委託についてです。多くの利益を産みにくい図書館の民間委託は、全国的にみても大変珍しい試みです。築約10年、蔵書数約18万冊、開架数約9万冊、年間利用数約26万人の武雄図書館。しかし、年間1万人弱ずつ減少している実態もあります。TSUTAYAを傘下に持つCCC社長は、樋渡市長との会談で武雄図書館の指定管理者となることを決めました。まだ決定して間もなく、詳細はこれからですが、一般図書貸出に加え、TSUTAYAのレンタル機能とブックカフェを融合するようです。しかも、一般図書の貸出時にも『 TーPOINT 』は付加されるんです!そこには、儲けや利益だけではない何かを、CCC社長は見据えているのでしょう。
来年4月オープン。課題がない訳ではなく、越さなければならない山もあるようです。さて、どんな図書館になるか?みなさんも注目してくださいね。
実りある『武雄研修編』は、これで終わり。次回は、『視察研修~東京都編』をお伝えします。